港湾ストから見るドル円の底堅さ

注目ニュースまとめ
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マーケットまとめ

10月3日寄り付き前(米ドル/円以外は小数点以下切り捨て):

指標上昇(+)or 下落(ー)
ダウ42196+
ナスダック17925+
S&P5005709+
日経平均株価37808
米ドル/円146.4

重要ニュースまとめ

・イランによるイスラエルへの弾道ミサイル攻撃

ー>中東情勢の緊迫が相場の重し

一方で経済指標はソフトランディングを示差

・レバノン南部、イスラエル兵8人死亡

・ADP雇用報告 市場予想を上回る増加

賃金上昇率は減速

ー>これを受けて米金利は上昇

・テスラ 販売台数は市場予想を下回る

ー>株価3.5%下落

・OPEC+減産計画を維持

12月以降に供給拡大の予定

・バイデン大統領、米港湾ストの交渉妥協促す

2日時点で交渉再開目処立たず

年平均7%の賃上げを6年間提案してきたが拒否されている。

ー>ボーイングのストも年平均7%。

ー>インフレ圧力が残ることを示唆?

・利下げが起きた後は、統計的には雇用が悪くなる

過去の利下げ局面(上図の青線)と比較すると、最初の利下げから半年〜1年かけてようやく雇用状況が底をうつ。

ただし、今年は米大統領選の影響があるため、注目が必要。

ドル円は底堅く推移

・コア個人消費支出物価指数(PCE) で見ると、まだまだ過去の状況よりも高い値。

0=利下げ開始月

まだまだ賃金上昇圧力、インフレ圧力が高いと、利下げ期待が後退していき、ドル円は底堅く推移?

アメリカの港湾ストライキやボーイングのストライキでは、年平均で7%もの賃上げ要求がなされています。

賃上げのストを行うのは、ある程度のリスクを負ってでも賃上げを要求しないと生活できないという背景があるからであり、インフレ圧力がまだまだ残っていることを示唆します。

現在FRBは利下げ局面に転じており、前回のFOMCで50ベーシスポイントの利下げ。

ところが、インフレ圧力がまだ残っているということは、利下げを続けていくことが難しいことを示唆しています。

つまり、市場に織り込まれているよりも金利は高く推移していくと予想でき、ドル円は底堅く推移するはず。

石破総理「追加利上げする環境にない」&ADP強かった

ー>円安が大きく進んだ

IMM投機筋の円ポジションは過去最大レベルに円ロングへ偏っている

いずれ円ショートへ揺り戻される必要がでてきて、その際には円安圧力になる

ー>ドル円底堅い

・テレ東 世論調査

石破内閣 支持51% 不支持37%

過去の新内閣発足時より低い値

立民 野田氏 期待する51%

・米 副大統領の討論会ー>互角

苦痛取引(ペイントレード)=痛みを伴う取引

中国 景気敏感株が上昇

ー>これを買うための資金源としてIT株を仕方なく売る動き

ー>投資家が、自身の戦略とは関係なく売買を迫られる=ペイントレード

米キャタピラーが最高値圏

中国の不況、大統領選前の建設控え

ー>株価は横ばいだった

米大統領選の結果待ちにより、多くの建設プロジェクトがスローダウン

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