
大注目の雇用統計、結果は市場予想を大きく上回るものでした。
完膚なきまでの雇用の強さ。
失業率は改善、平均時給も加速。
これを受けて米長期金利も4%近くまで上昇
ー>ドルが買われ、ドル円は2円程度上昇
解雇が増えていない
リセッション懸念が一時期話題に上がっていたが、もうその懸念は完全に払拭されたと言って良い。
11月のFOMCでの利下げ幅について、市場予想は以下の通り:

ほぼ完全に25ベーシスポイントの利下げ。
場合によっては利下げ0という予想すら出てくるかもしれない。
雇用の減速傾向は変わらずか
ー>市場は年内2回の利下げを見込んでいます
・米港湾労働者によるストライキが一時停止された
ILA(港湾労組側)とUSMX(雇用者側)の間で賃上げ交渉が決裂し、
米東海岸でストライキが行われていた。
食料品の輸入が少しずつ滞り始め、市民生活にも影響が出始めていた。
ストライキが長引くと物流の停滞から経済への大きな影響が懸念されていた。
6年間で62%増額という破格の条件で解決された。
<ー背景には大統領選挙。
バイデン政権がUSMXへ圧力をかけた
ー>大統領選挙ではハリス側へポジティブに働くか
ただし、激戦7州の支持率はハリスとトランプで五分五分。

非農業部門雇用者数は、9月が強い数字になったことに加えて、
7月と8月の値も上方修正された。
とても強い値であるが、インフレ懸念はなし。

FOMC金利と失業率の関係。
今後は25ベーシスポイントずつ利下げを行なって景気をコントロールし、ソフトランディングを狙うはず。
やはり雇用統計は米経済の底堅さが示唆される結果となり、ドル円は2円程度上昇。
これを好感し株式市場は大きくプラスで反応しています。
月曜以降は日本株も大きく上昇すると思われます
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